追手門学院のパワハラ研修外部講師コンサル会社ブレインアカデミーとは？

職員研修という名のパワハラ研修で人格を否定する言葉を執拗に浴びせられ退職を迫られたとして
追手門学院の男性職員ら3人が近く、学院理事長や研修を請け負ったコンサルタント会社などに総額約2200万円の損害賠償などを求める訴えを起こすことがわかりました。

「腐ったミカンは置いておけない」
「全員の中であなたが一番負のオーラを放っている」
など、人格を否定する言葉を平気で放つ外部講師とは一体何者なのか？
コンサル会社ブレインアカデミーとはどんな会社なのか？

気になったので調べてみます。
一緒に見ていきましょう。

Contents

1 追手門学院のパワハラ研修がヒドイ！
- 1.1 追手門学院のパワハラ研修を行った外部講師のコンサル会社ブレインアカデミーとは？
- 1.2 追手門学院のパワハラ研修外部講師コンサル会社ブレインアカデミーとは？まとめ

追手門学院のパワハラ研修がヒドイ！

追手門（おうてもん）学院は幼稚園～大学まである大阪の私立学校法人です。

まさかその名門私立の追手門学院が退職勧奨を目的としたパワハラ研修を行ったというのは驚きです。

追手門学院の問題のパワハラ研修は、2016年８月「求められる職員像に達していない」として、今回提訴に踏み切る3人を含む18人に「自律的キャリア形成研修」を受講させました。

そのパワハラ研修は、暗幕で窓が絞められた新大阪駅のビルの一室で５日間、計40時間も閉じ込められた空間で行われました。
まるで追い出し部屋のようですね。。。

パワハラ研修の冒頭で、追手門学院が依頼した外部講師から
「３月で辞めていただきたい。例外なく全員です。」
と言い放たれ、それから５日間”パワハラ言葉のシャワー”が続きました。

「腐ったミカンはいらない」

「あなたのように腐ったミカンを追手門の中に置いておくわけにはいかない。まだ少しは可能性があって頑張ろうとしているミカンも腐ってしまう」

「あなたにはもうチャンスがない」

「その程度の苦しみなんかじゃダメですよ。もっと苦しみなさい。もっと自分のみじめさを知りなさいと言っているんです！」

「明確に負のオーラが出てますよ。職場や周りの面々に聞いてごらんなさい。負のオーラばっかりですよ！」

マスクをしている受講者には「なぜマスクをしているんだ！」と意味不明の叱責など
外部講師から大声で人格否定の恫喝が５日間も続いたそうです。

自分が恫喝されるのも辛いですが、他の人が叱責されているのをずっと聞いていなければならないのも辛かったそうです。

そしてこの退職強要を目的としたパワハラ研修後、退職やうつ病で休職に追い込まれる職員が続出しました。

中には、トラウマでこのパワハラ研修が行われた新大阪駅のビル付近を通れなくなった職員もいたようです。

追手門学院のパワハラ研修を行った外部講師のコンサル会社ブレインアカデミーとは？

追手門学院の研修の冒頭では、外部講師であるコンサル会社ブレインアカデミーのコンサルタントが18名全員の退職勧奨を宣言しています。

上記動画の音声では、外部講師は冷静な口調ですが、この後からどんどんとパワハラや人格否定が始まっていったのでしょうか。。。

また、この研修後、同学院はブレインアカデミーに対し、退職などを選んだ職員1人あたり108万円、計700万円余りを支払っていることが、「週刊文春」の入手した請求書などからわかった。職員を退職や転籍させたことへの「成功報酬」とみられる。

追手門学院はパワハラ研修を請け負ったコンサル会社ブレインアカデミーに対し、成功報酬も支払っていたようです。

一人退職したら108万円など成功報酬があれば、退職強要に向けて外部講師も熱が入りそうですよね＞＜

一体このコンサル会社ブレインアカデミーとはどんな会社なのでしょうか？

私学へ向けた採用コンサルティングや人事コンサルティングとして、教職員の紹介・斡旋、100校以上の人事制度改革をサポートしているコンサル会社です。

こうやって見るととても良い会社のように感じますし、もちろんたくさんの学校が良い変化を遂げているとは思います。

その一方、人事制度改革の裏では、追手門学院のようなパワハラまがいの研修を行い、無理矢理退職（リストラ）するように仕向けているのでしょうか？

調べてみると、追手門学院より前に、山口県下関市の梅光学院でも同様のことがありました。

2015年から「改革」の名のもとに退職勧告を行い、合計43人もの職員が退職したそうです。（2018年３月現在）

組織が変わろうとするときには様々な改革が必要になってくるとは思いますが
人格否定のパワハラ研修はどうなのかな？と思ってしまいますよね。