
1990年代に週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『スラムダンク』
人気を博した伝説のバスケ漫画が、原作者である井上雄彦さんの手によってアニメーション映画として帰ってきました!
20年経った今でも根強いファンを持つ漫画のため、映画スラムダンクこと『THE FIRST SLAM DUNK』の公開を心待ちにしていた方も多いでしょう。
この記事では、
- 映画スラムダンクの内容・あらすじネタバレ!
- 感想は?つまらない?面白い?
これらについて気になったので調べてみます。
一緒に見ていきましょう♪
Contents
映画スラムダンクの内容・あらすじネタバレ!
映画スラムダンクで描かれるのは、「宮城リョータの過去」と「山王戦での激闘」です。
本作の内容と、ネタバレありのあらすじをみていきましょう!
内容解説!原作との違いはある?
映画スラムダンクと原作漫画の決定的な違いは、主人公が宮城リョータであることです。

原作では、高校からバスケを始めた素人の桜木花道が主人公でした。
一方で映画スラムダンクでは、宮城リョータを主人公として、リョータの過去から山王工業の沢北栄治と対決するまでを描いています。
原作にはない宮城リョータの過去が深く描かれているのが映画スラムダンクの魅力だと言えるでしょう。
また、スラムダンクファンならご存知のとおり、アニメ版スラムダンクは原作の連載が終了した1996年に打ち切りとなり、山王戦は放映されることはありませんでした。
今回、映画化にあたって、「山王戦をアニメで観たい」というファンの期待に応える結果になったのです。

映画スラムダンクのあらすじは映画公開まで公表されていなかったため、劇場で山王戦を目にして思わず胸が熱くなった方も多いでしょう。
次で、映画スラムダンクのネタバレありのあらすじを紹介します!
あらすじネタバレ
沖縄。
公園のバスケットコートで1on1をする2人の少年・宮城リョータと兄の宮城ソータ。
宮城家は父親を失っており、長男のソータが大黒柱となって家族を支えていました。
家族の前では気丈に振る舞うソータでしたが、海辺の秘密基地でひとり打ちひしがれることも。
リョータは兄に対して何もしてやれず、ただ見て見ぬふりをするばかり。
そんなリョータにとって、兄とのバスケは心癒される時間だったのです。

引用:https://mobile.twitter.com/
場面がかわり、湘北高校と山王工業の試合が始まります。
試合は終始山王に攻められ、湘北は食らいつくことで精一杯。
そんな中、リョータは兄とバスケをした時のことを思い出していました。
ミニバスのレギュラーの座をゲットするため、兄から叱咤されながらもバスケの練習に励んでいたリョータ。
ある日、兄は友人との約束を優先させて、リョータとのバスケ練習を早々にやめてしまいます。
リョータは寂しさと悔しさから、つい、「もう帰ってくるな!」と兄に怒鳴ってしまうのです。
そしてその言葉の通り、兄のソータが帰ってくることはありませんでした。
リョータは過去に、大好きな兄を亡くしていたのです。

兄を失ったリョータは、兄との唯一のつながりであるバスケをただひたすらに続けるだけの人生を送っていました。
そんなリョータが、問題児ばかりの仲間とともに臨む山王工業戦。
原作漫画でも名試合と言われた一戦をとおして、リョータが過去を乗り越えていく姿が描かれます。
映画スラムダンクの感想は?つまらない?面白い?
映画スラムダンクの感想をまとめると、「前評判ではつまらないと言われていたが、実際観たら驚くほど面白い」になります。
そもそも、映画スラムダンクが前評判でつまらないと言われた理由は、「声優が代わるから」と「映像がフルCGだから」です。
つまらない理由をそれぞれ解説した上で、それでも映画スラムダンクが面白いと言えるワケをお伝えします!
つまらない理由①:声優が代わるから
まず、「声優が代わるから」についてみてみましょう。
映画スラムダンクの制作にあたり、テレビアニメ版から声優陣が一新されることが発表されました。

この発表に対し、放送打ち切りとなったアニメの続きが映画化されると期待していたファンから批判の声が殺到。
特に、アニメ版で主人公だった花道の声が木村昴さんに変更されたことが、「人気声優を起用して話題をつくろうとしている」と反感を買ってしまったようです。

木村昴さんといえば、『ドラえもん』のジャイアン役や『呪術廻戦』の東堂葵役で人気の声優。
今までに演じたキャラクターのイメージが強すぎて、「映画スラムダンクの世界観を声優が壊してしまいそう」と感じる声がありました。
スラムダンクは旧声優がいいわ
はっきり言って
桜木がジャイアンやもん— しゅう (@Shu2_69) December 6, 2022
ただ、声優交代は原作者である井上雄彦さんの意思だったようです。
井上雄彦さんは、もう1回『スラムダンク』をやるなら新たな視点で描きたいと考えていたため、アニメ声優ではなく新たな声優を起用するという道を選んだと語っています。
あの何年間かのテレビアニメで声優さんたちは、プロフェッショナルとしてキャラクターと向き合い、それぞれのやり方でキャラクターを育ててこられたと思うんですね。その方たちにもしも今回お願いしたら、その方たちのお芝居をいったん捨ててもらわないといけなくなる。
声優を代えることは決して話題性のためではなく、新しく『スラムダンク』を描きなおすために必要なことだったんですね。
つまらない理由②:映像がフルCGだから
次に、「映像がフルCGだから」についてみてみましょう。
2022年11月に解禁になった予告編で、映画スラムダンクの絵柄がアニメ版とは全く違うフルCGになることが発覚しました。

映像からもアニメ版の延長でないとわかってしまうことから、スラムダンクファンの間で「つまらなくなりそう」という前評判がでてしまったのです。
映画スラムダンクの公開にあたり、多くの人が期待していたのは「アニメ版の続きとして山王戦を見ること」であり、全く新しいスラムダンクを見ることではありません。
そのため、「映像が変わるということは、オリジナルストーリーが展開されることになり、つまらないのでは?」という憶測が飛び交ってしまったようです。
https://twitter.com/AstarotTentyo/status/1588507182064340992?s=20&t=fFRKqVydtFkiL7PnsWIadg
実際観たら驚くほど面白い理由は?
前評判はあまり良くなかった映画スラムダンクですが、実際観たら驚くほど面白いです。
映画スラムダンクが面白い理由は、「宮城リョータの過去を深掘りできるから」と「山王戦がリアルすぎで感動するから」。

まず、映画スラムダンクの主人公は宮城リョータです。
リョータの家族や過去については、原作でもアニメ版でもあまり語られていませんでした。
今回、映画化されるにあたって、初めてリョータの過去にスポットが当てられたのです。
原作者の井上雄彦さんにとってリョータは、漫画連載中にもっと描きたかったキャラクターだそう。
主人公を替えて新たな視点から描かれるスラムダンクは、原作ファンもをうならせる面白さだと言えるでしょう。
そして、アニメで描かれることがなかった山王戦を映像で見れるというのも、映画スラムダンクの面白さであり魅力です。
山王戦を描くにあたり、前評判はイマイチだったフルCGが良い仕事をしています。
モーションキャプチャーも使用した映像は、まるで漫画をパラパラとめくって読んでいるような感覚と臨場感を与えてくれるんです。
「リアルさ」をとことんまで追求して作られた映像だからこそ、バスケのスピード感を肌で感じることができますよ。
最後に、映画スラムダンクを観て「面白い」と感じた方の声も紹介するので、参考にしてみてください!
「THE FIRST SLAM DUNK」鑑賞してきました‼︎
めちゃくちゃ泣いた‼︎
なんでしょう。やっぱり、あの5人が動いてる映像が観れるってだけで涙腺は刺激されて、今の技術でリアルな試合を見てるかのように動く5人にさらに感動‼︎
この時代まで生き抜いてきて良かった^ ^
#SLAMDUNKMOVIE— タケスグ (@OYfbUyHkVWsgznL) December 6, 2022
https://twitter.com/chan___ko3/status/1600051029415890944?s=20&t=SZ8I-Oh5VbcAGQB_3jxrBg
スラムダンクかましてきた!!
納得がいかない箇所は勿論あったけれど、作者が本来描きたかったスラムダンクがそのまま作者の絵で映像になってる事に素直に感動した…( ; ; )
漫画・アニメ的な描写よりもバスケの動きのリアルさが追求されてたから、声優交代はそこまで気にならなかった!! pic.twitter.com/kL3BjKOsjL— 神崎 (@K_Shubabu0922) December 6, 2022
スラムダンク。すごかった。
バガボンド、リアルを経たスラムダンク。
オープニング映像のカッコ良さ。
漫画家、井上雄彦の映画が始まります。と言わんばかりの表現。 pic.twitter.com/h2C8P7vgwL
— ふみ (@fumi_mt3) December 7, 2022
映画スラムダンクの内容ネタバレ!感想はつまらない?面白い?まとめ

大人気バスケ漫画『スラムダンク』を、原作者である井上雄彦さんがアニメーション映画化した『THE FIRST SLAM DUNK』
映画スラムダンクの内容・あらすじネタバレ!
感想は?つまらない?面白い?
についてのまとめです。
- 映画『スラムダンク』で描かれるのは、「宮城リョータの過去」と「山王戦での激闘」
- 感想は、「前評判ではつまらないと言われていたが、実際観たら驚くほど面白い」
リアルな映像で描かれる山王戦は、原作ファンでなくても面白いと感じること間違いなし。
映画スラムダンクをたくさんの人が楽しんでくれるよう、これからも応援しています!


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